マスカレードホテルを見たので図解してみた
こんにちはチエノキです。
マスカレードホテル見てきました。
感想は、
- 正直鳥肌が立つほど面白いわけではない
- けど最後まで飽きることなく見れるし普通に面白い
- ただ、ミステリーを期待していくとがっかりする
- キャストも豪華なのでそれなりにヒットすると思う
- 続編がでたら次はレンタルかも・・・
です。
原作はまったく読んでいませんでしたが、全然いけました。
話の導入部はシンプルで分かりやすかったのですが、後半の謎解きはなんだかバタバタと話が進んでいって途中ついていけませんでした。
なので、自分の情報整理も兼ねて図解してみました。
※間違ってたら教えてください。
ここから先はネタバレになりますのでご注意ください。
相関図(簡易版)
豪華絢爛なキャストがモリモリとでてきて、
「犯人は、この中にいる」
と煽っていますが映画をみていると、正直多くのキャストは本編に絡んでこないので、犯人でないことはすぐわかってしまいます。
なので、犯人が誰かなぁというドキドキもなく。一人だけ目出つキャストがいるし、HEROの再放送もしっちゃたし、正直見る前からなんとなく犯人は分かっちゃいますよね。
図解するほど複雑な関連はないのですが、自分の情報整理も兼ねて相関図(簡易版)を作成してみました。
途中から役名を入れるのがめんどくさくなってしまったので、メインキャストの方だけ役名をいれました。出演者も、もうちょいいましたが割愛。
注目したいのは、明石家さんまさんですね。
エキストラとしてでているので、ぜひ探してみてください。3秒くらいしか映らないし顔も映っていないので、出演することを知っていないと見つけるのは難しいと思います。ヒントは、超終盤です。
動機
長倉(松たか子)にはめっちゃむかつく人が2人いました。
妊娠後に自分を捨てた松岡と、ホテルから追い返され結果流産にさせれらた山岸の2人です。
許せないので2人とも殺害したいけど、普通に実行すると共通点から自分が走査上に浮かび、疑いを掛けられてしまう。
そこで長倉は考えました。
「1つの事件を別の連続殺人事件に紛れ込ませればバレないんじゃない?」
そして、「誰かを殺害したい」人達を裏サイトで募集し、今回の事件を企てます。
個人的な突込みとしては、
松岡を殺害している時点で、元カノとして疑いがかかるんじゃないの?
ということ。なぜか、そっちの描写はあまりなく、とにかく未解決事件らしい。
で、正直山岸が殺害されても長倉との関連は薄いから(ホテルで追い返しただけ)長倉には疑いが掛からないんじゃないの?ということ。
むしろ松岡の方の事件をこの連続事件に紛れ込ませた方が良くない?と。
ここだけ、なんだかピンときませんでした。
だれか見解をお持ちならテルミー。
キーアイテムは文鎮みたいなアレ
ペーパーウェイトっていうんですね。
映画の間、意味ありげに何度も写し出されるコレです。
新田が長倉と山岸のいる部屋を探すのですが、バスタブに隠れている2人に気づかず部屋を後にする新田。
あわや注射器を打たれる寸前、新田が戻ってきてそれを止めます。
「なぜ新田は戻ってこれたのか」については、映画の中では明示的には示されていませんが、斜めに曲がったペーパーウェイトが意味ありげに映しだされています。
これは新田が、
どの部屋もまっすくに置かれているペーパーウェイトが、この部屋だけは曲がっていて、そこから人がいた形跡を感じ取った
という解釈でOKだと思います。
原作では山岸のいい匂いの残り香で気づくのらしいのですが、そっちも実写でみたかったです。
ただ、当初ペーパーウェイトを乱雑に扱っていた新田が、この繊細な違いに気づきホテルマンとして成長していることを描写していて、個人的にはかなりぐっと来た粋なシーンなのでこれはこれで好きです。
まとめ
個人的にはヒットしませんでしたが、キャストも豪華だしあれだけCMしてるし、どの番組見ても告知しまくっているので、それなりにヒットはするのだと思います。
ミステリーを期待していくとちょっとがっかりすると思いますが、全体的には飽きることなく最後まで面白く見れる映画だと思います。
続編がもし出たら・・・DVDで良いかなとは思いましたけど。
最近小説読んでないけど原作を読んでみようかなぁと思いました。
以上、チエノキでした。