【NHK受信料問題】12月6日最高裁が判決
こんにちはチエノキです。
たまには、時事問題にも触れてみます。
NHK受信料問題 12月6日最高裁が判決
12月6日に注目の裁判があります。
「NHKの受信料は義務なのか?」という長年の問いに最高裁が答えを出します。
今回は、NHKが支払を拒否する男性を訴訟した形です。
両者の言い分はこちら。
男性「憲法は契約の自由を保障している!契約は自由であるべき!」
NHK「放送法では、受信設備を置いたら契約する必要があると定めている!」
個人的な意見。
男性めっちゃがんばれーーーーーーー。
小声です。笑
受信料の支払率
NHKが公表している支払率は28年度末で78.2%。
おぉ結構高いですね。でも、実際は50%程度という記事もあります。
どちらも推計であって、正確な数値は今だ闇の中です。
先ず、この支払の不公平さが問題だと思います。取れる人から取るスタイル。
「支払は義務だ!」というのであれば、全員から平等に徴収するべきだと思います。
消費税は全員から取るのだから、受信料についても徴収する方法を何か考えるべき。
公共放送は必要なのか問題
「いやそもそもNHKなんて見てないし、いらないでしょ。」という意見は多いと思いますが、個人的な意見ではYESです。
まだ記憶に新しい東日本大震災、北朝鮮のミサイル問題、そういった緊急情報をTVのチャンネル1つで見れるインフラは重要だと考えるからです。
「いざというときにここを見れば情報を得られる。」というのはとても重要なことだと思います。
ですが、今のNHKの放送内容はNOです。
民法が予算に苦しむなか、潤沢な予算で、24時間365時間ビッチリと放送する理由は、いったいどこにあるのでしょうか。
しかも衛星でも放送して、「BS受信できる場合は強制的に衛星契約」という鬼の所業。
地上契約:1,260円
衛星契約:2,230円
衛星放送止めろよ。と言いたい。
地上放送で十分だよ。なに高画質でデータ送ってくれてるんだよ。
サラリーマンの収入なめんなよ、と。
ちなみに、他の有料放送と比較すると。
WOWOW:2,484円
Hulu:1,007円
amazonプライムビデオ:325円(月換算)
どっちを見たいですか?という質問したら圧勝しそうですね。
NHKは、どうしても特番やりたいなら
スクランブル放送すれば良いと 思います。
見たい人だけお金を払って見る。
で、緊急放送は、別チャンネルで有事の際にだけ放送する。
さまざまな不祥事問題
NHKはその他、いろいろな問題もあります。
先ず年収が高いのは有名ですね。年収は1000万以上で、福利厚生を合わせると1700万円相当らしいです。
そのうえ、タクシーチケットの不正使用も昨年問題になりました。
国民から徴収した受信料は、一体何に消えているのでしょうか。
受信料安くしてよ、と思ってしまいますよね。
また、2014年「受信料の滞納は過去5年分までしか遡って徴収できない」、という判決が最高裁で確定しました。
要は、10年滞納していても支払義務が発生するのは、過去5年分が最大ということです。
これは「消滅時効」と呼ばれる制度ですが、NHKに通知義務はなく、債務者がNHKに対して、この「消滅時効」制度を主張しない限り成立しません。
つまり、NHKは知らんぷりをして10年分を請求し、受信料を徴収。その後、債務者がこの制度を知りトラブルとなっています。
確かに、NHK側に本制度の通知義務はありませんが、「公共」として、このあり方はどうなのでしょうか。
「払っていないやつが悪い」と言われれば、それまでですが。
まとめ
そんないろいろと問題のあるNHKですが、いよいよ12月6日に判決が出ます。
一審二審では、その公共性から最高裁においても放送法は合憲とされる見方が強いようです。
いづれにしても、この結果が社会に大きな影響を与えるのは間違いないと思います。
判決に注目したいと思います!
個人的に一番良くないのは「考えないこと。興味を持たないこと。」だと思います。
選挙もそうですが、「無関心」は良くないと考えています。
「義務だから払うべき」とNHKの実態に目をつぶること。
「罰則がないのだから払う必要はない」と何も考えないこと。
どちらに偏るのではなく、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると、声をあげることが、より良い世界になっていくのに必要なのかな、と思います。
日本には良い国であって欲しい。
なんだかんだ好きだし。
ただ、これだけは言いたい。
衛星放送止めて。
以上です。
※本記事は、受信料の不払を助長する目的で書いた記事ではありません。
<追記>
裁判結果がでました。つづきはこちら。